2017年07月24日

第134回「ともに瞑想を」―母なる宇宙とともに-



「ともに瞑想を」、今夜からは、2013年4月に発行されました「新版・母なる宇宙とともに」の朗読がはじまります。宇宙に向ける瞑想を進めていくなかで、この機会に、ぜひ「母なる宇宙とともに」を、著者とともに、心で読み直してみてください。



二〇〇七年に、『母なる宇宙とともにⅠ』、『母なる宇宙とともにⅡ』を出版させていただいてから、早いもので六年の年月が経ちました。
最近になって、ⅠとⅡを合本させてはどうかというお話をいただきましたので、私は、内容をより吟味させていただき、装いも新たにして、見知らぬ人達との出会いを楽しみに、合本という作業に取り組んだ次第です。

そもそも、この本の題名である「母なる宇宙」というのは、どこか遠くにある世界のお話ではありません。「母なる宇宙」というのは、私達みんなの本当のふるさとなんです。
私達人間は、生まれた場所、育った場所は千差万別であっても、本当に帰るべき場所はたった一つなんです。そうです。私達が帰るべき、いいえ、帰りたい場所は、たった一つだけなんです。
もちろん、その場所とは、この地球上のある特定の場所という意味ではありません。それでは一体、その場所とはどこにあるのでしょうか。

「実は、この場所を探し当てるために、私達はこれまでに気の遠くなるような長い、長い時を経てきました」と、このように私が申しましても、今、そうだ、そうだったとしっかりと頷いてくれる方は、まだまだ数少ないでしょう。
私はそれでもいいんです。自分の本当に帰るべき場所、帰りたかったふるさとに巡り合った私は、ただ自分の心が語るままに、一冊の本を送り出してやろうと思います。

私達はみんな自分の本当のふるさとを捨てました。つまり、私達はこれまでずっと、ずっと、帰るべきところが分からずに、彷徨い続けてきたと申し上げても決して言い過ぎではありません。
私達にはこれまで安住の地がありませんでした。だから、望郷、郷愁(ノスタルジー)という言葉がありますが、それらの言葉を通して、私達の心に響いてくる思いは、実は、あなたが今、感じておられるようなそんな薄っぺらな思いではないんです。
あなたの心の奥底の、底の、まだもっと底から突き上げてくるあなた自身の心の声があります。それは、「帰りたい。帰りたい。帰ろう。帰ろう。みんないっしょに帰ろう」という声にならない声です。
どうぞ、その声にならない声に心を傾けていってあげてください。一つ一つすくい上げていくことができるような、ご自分を取り戻していきましょう。
さあ、あなたも、そしてあなたも、ご自分の本当のふるさとを探求していきませんか。今は声にならない声であっても、それがあなたの中で、段々に大きくなっていくときが来るのは、そんなに遠くないと、私は本書を通してお伝えしたいと思っています。



あなたは今、ひとつの肉を持っています。しかし、あなたはその肉体があなたではありません。それを、あなたの心で本当に感じていってください。本当に分かってください。帰りたい、帰りたい、帰ろう、帰ろう、みんな一緒に帰ろう。声にならない声、どうぞ、その本当に、本当に、あなたの心に響いてくる、その、声にならない声、思いに、心を向けていってください。
posted by UTAブック at 22:19| 大阪 ☁| Comment(0) | 意識の世界 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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