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「ともに瞑想を」、今夜は、第111回目の配信となります。今夜も、塩川香世さんと、意識の世界を、ともに学んでまいりましょう。
今夜は「宇宙の風 私達人間は、死んで終わりでしょうか」63ページから69ページ「6.宇宙はあなたの中で語っています」の最後までを朗読され、その後、ともに瞑想してまいります。
6.宇宙はあなたの中で語っています
(続き)
私は、瞑想をする中で、一方的に宇宙達が語ってくる場合もありますが、その宇宙達と語り合うこともしています。
その一部を紹介します。
◇
私達は、あなたがまだ知らない宇宙の実態を、あなたの心に伝えます。波動として伝えます。
私達は、愛を求めてきました。優しい、優しい思いを求めてきました。
私達は、あなたから、「それはあなた達の心の中にあるんですよ。あなたが愛なんですよ。」このようなメッセージを受け取りました。
そして、また、「田池留吉、アルバートを知っていますか。私達が、待ち望んできた波動の世界です。」
というメッセージも受け取りました。
だから、私達もまた、心を見つめながら、その世界に心を向けています。
そして、あなたは、さらに語ってくれました。
「田池留吉、アルバート、そう呼んでごらんなさい。
心に伝わってくるものは何ですか。悲しみですか。苦しみですか。闘いに疲れ果てた心ですか。そんな思いも伝わってくるけれど、ああしかし、あなた達の心にあるものは、その思いと出会いたかった、私達にもっと伝えてくださいと、心の底から、そのように湧いて出てくるのではないでしょうか。」このように、私達に、思いを向けてくれました。
ああ、湧き起る思いを感じます。喜びに湧く思いを感じます。
「宇宙はひとつ、その思いを、しっかりと信じていきたい。
これからの出来事に、私達も参加させてください。」
私達の仲間が、たくさん集ってきます。
それを、あなたに、今、伝えます。もう、あなたは、心に感じているでしょう。
しかし、まだまだ、あなたの心に届いていない暗黒の宇宙があります。その思いをどうぞ、聞いてやってください。
「私達の思いを聞いてください。
こんなにも、暗闇の中に沈み込んでしまった私達でも、ともに帰れると、あなたは言うのですか。」
「そうですよ。私達はひとつなんです。暗闇に沈んでいるのは、本来のあなたではありません。どうぞ、田池留吉、アルバートに心を向け、しっかりと、自分達を見つめていってください。」
「はい、私達は、私達を包んでいく大きな、大きなエネルギーを、今、感じさせていただいています。私達宇宙にとって、自分達の心が苦しいと気付いても、どのようにして、その苦しさから、自分を解き放していけばいいのか、全く分かりませんでした。
しかし、今、このように伝えていただいています。
『心を、田池留吉、アルバートに向けてごらん。』
そんな優しい、優しい思いが伝わってくるんです。嬉しいです。
闘いに明け暮れてきた私達の心の中に、優しさが染み込んできます。
『温もりに帰ろう』そんな優しい呼びかけが心に響いてきます。
こんな嬉しいことはありません。私達宇宙に、優しい、優しい母の思いが伝わってきます。
私達は、どんなものよりも、この温もりが欲しかったです。」
私は、日々このようにして自分の中の宇宙、私自身に思いを向ける時間を持っています。そして、私の今のこの肉を通して、自分の心で学び、感じ、知っていったことを、自分に伝えています。
私は、それが本当の喜びの道だと思っています。
私の喜びは、私自身をどんどん知っていき、自分に本当の優しさと温もりを伝えることなんです。
そして、自分の中が、どんどん本来の自分に目覚めていけば、自分の外に何も求めなくても、自分の中から幸せが喜びが尽きることなく湧いてくることを知りました。
もちろん、そうしていけば、自分を取り巻く環境は自ずと整ってくるのです。
なぜならば、形の世界は意識の世界を表したものだからです。
意識の世界が丸ならば、形の世界もまた丸なんです。
それは、たとえ、形の世界の形が崩れていっても、意識の世界が丸ならば、崩れた形の世界も、すべてをよしとして受け入れていけるということなんです。
人間の本当の喜びと幸せがどこにあるのかを本当に知ってくれば、自分の心は形の世界を握りません。
すべてをありがとうと受け入れていく環境が自分の中に整ってきます。
そのような心の状態で周りを見渡せば、自分を取り巻く環境は自ずと整っていることを感じます。
それは、周りの状況が変わったという場合もありますが、それよりも、自分の心が変わっていったのです。
形の世界にこだわる思いが薄れていきます。
それは、世間に疎くなるとか、世捨て人の心境になるとかそういうことではありません。
しっかりと今の時間を生きていく喜びが心から溢れてくるから、静かに淡々と日々の生活を過ごしていけるだけでいいとなってくるのです。
◇
すべてをありがとうと受け入れていく、この心の状態を自分の中に作っていくことはなかなか難しいです。しかし、しかしすべてをありがとうと受け入れていく、それが私達の本筋なんですね。私達が、ずっと受け入れてもらっていたように、自分を自分で受け入れていくしか道は残されていません。
自分の心を縛って、窮屈な中で道徳的にしていくんじゃなくって、自分の中に湧いて出てくる喜びとか優しさ、嬉しさ、温もり、そういうことが本当に自分の中にあった、これが私だったんだと段々と思えるようになったら、肉の世界っていうか形の世界で自分がこだわってきたもの、掴んできたもの、そういうものが自ずと離していけるような心の状態になるんです。
それはすなわち、すべてにありがとうと受け入れていく心が芽生え、そして、だんだんそれが大きく広がっていくということだと私は思っています。
とにかく自分の心を軽く軽くしていくことです。自分を縛っていては苦しいだけです。こうしなければ、ああしなければ、そういうものは、本当はないんです。
肉の生活の中では、いろいろ肉の法則があって、肉のトラブルを起こさないようにということは必要最低限しなければならないんですけれども、それは肉の生活の中であってのことで、意識の世界はどんどんどんどん広がっていく、広がり、そんな自分をどんどん感じていけば肉の生活も自ずと、どう生活していけばいいっていうか、どう存在していけばいいっていうのが自ずとそれぞれ分かってくると思います。
それでは最後に今日もともに心を向けていきたいと思います。
軽く目を閉じてください。丹田呼吸をして、静かに静かに、田池留吉、アルバート、そして、母なる宇宙。私たちの帰るべき場所、ああ、あの母なる宇宙を思い起こす、そんな瞑想に繋いでいきましょう。