今夜は「宇宙の風 私達人間は、死んで終わりでしょうか」70ページから77ページ「7.宇宙を牛耳ってきたエネルギーの一つアマテラス」の最初の部分を朗読され、その後、ともに瞑想してまいります。
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7.宇宙を牛耳ってきたエネルギーのひとつアマテラス
さて、何度も繰り返しますが、宇宙とはエネルギーです。
宇宙にはたくさんのエネルギーが集結しています。
言ってみれば、エネルギーの集結したものが宇宙です。
その中のひとつに、アマテラスというものがあります。
日本神話に登場する天照大神(あまてらすおおみかみ)なら聞き知っているでしょう。しかし、カタカナで記したアマテラスというのはどうでしょうか。
天照とアマテラス、同音ですが、そのスケールは雲泥の差です。
天照は、人間が創り出した世界です。その世界は、アマテラスの世界からすれば、本当にちっぽけな世界なんです。
いいえ、ちっぽけな世界にしたのは形を本物としてきた人間達です。
自分達の欲の思いが、天照という神の世界を創り上げてしまいました。
手を合わせ、念じ縋る世界を創り上げてしまったのです。
本来はどこまでも広がっていく世界にあった自分達が、そのちっぽけな世界にひれ伏すようになりました。
では、アマテラスとは何でしょうか。
宇宙を牛耳ってきたエネルギーのひとつアマテラスと書かせていただきました。
そうです、アマテラスとは、エネルギーです。
どんなエネルギーなのか。
一言で言えば、温もりと優しさと安らぎを忘れ去り、温もりと優しさと安らぎに歯向ってきたエネルギーです。
徹底抗戦してきました。
己一番を掲げ、己以外のすべてを支配下に置き、牛耳ってきたエネルギーです。
常に闘いの中にあり、己以外は全部敵です。当然孤独です。
底知れぬ寂しさの中で、己を掲げていかなければならなかったアマテラスに必要なものは、パワーでした。
より強く、より気高く自分を掲げ、すべての頂点に立つために飽くなき闘いを繰り広げてきたエネルギー、それがアマテラスの実体です。
そのアマテラスの世界からパワーを得ようと、アマテラスのと成り果てた意識達が、それぞれの中に我一番の神の世界を創り上げてきたのです。
そのひとつに天照があったということです。
そんなアマテラスのエネルギーに、「あなたの本来の姿に気付きなさい。本来の自分に戻ってきなさい。」と呼びかけにきてくれたのが、田池留吉、アルバートの意識の世界なんです。
今世、田池留吉、アルバートの意識の世界は、田池留吉というひとりの人間を使って、人間の本当の姿は意識、エネルギーですというメッセージを伝えるために、これまでに約20年余りの年月、セミナーを続けてきてくれました。
田池留吉氏は、セミナーの中で、コペルニクス的転回という言葉をよく使いました。
地球の周りを太陽が回っているとする天動説は誤りで、太陽の周りを地球が回っているとする地動説が正しいというのは、コペルニクス的転回としてあまりにも有名です。
そのコペルニクス的転回が、私達の中にも起こってこなければ、全く心で分かることはないとしたのが、田池留吉氏のセミナーの趣旨でした。
つまりは、自分達を形あるものとしてとらえていくところから、私達は形ではなくて、私達の本当の姿は、意識、エネルギー、目に見えない存在としてとらえていくところに、自分の立っている場を変えていこう、転回していこうということでした。
そして、その転回がなければ、決して真実の世界は見えてこないこと、真実の世界が見えてこなければ、なぜ人間は生まれてくるのか、死んでいくのかが分からずに、間違った生き方、死に方の中で苦しみ続けていくことを、約20年余りの年月の中で学ばせていただいたのです。
そのようにして、それぞれの肉を通して、もちろん宇宙達も学びました。
特に、その中で宇宙に大きく勢力を伸ばしてきたエネルギーがアマテラスでした。
そして、その気付き、目覚めが今世のセミナーの最大のポイントでした。
というよりも、今世には、実はアマテラスに代表される大きなエネルギーが、自分の本来の姿を垣間見、そこからどんどん自分の真実に近づいていく計画があったのです。
その計画の実行は、田池留吉、アルバートの意識が三次元にやってきて、セミナーを開催したということで遂行されていきました。そして、その計画は、今すこぶる順調に進捗しています。
というのも、温もりを捨て去り否定し暗黒の底に沈んできたアマテラスの目覚めが、これからどんどん意識の世界、宇宙に動きを起こしていくからです。
やがて、その意識の世界の動きは、形となって表れてきます。
その手始めは、この日本の国の沈没でしょう。
日本の国は、神国日本と言われてきましたように、天照の国です。
天照は、アマテラスのエネルギーを一身に集め、その御許にすべてを捧げてきました。
しかし、アマテラス自身は、今世、田池留吉、アルバートという真実の波動の世界に触れ、自分が君臨してきた世界の小ささに驚いたのです。己が君臨してきた世界の貧しさに、愚劣さに驚愕したのです。
と同時にその世界は儚くも崩れ去っていきました。
確かに、アマテラスは自分の世界が崩れ去ることに驚愕しましたが、決して絶望はしませんでした。
なぜならば、崩れ去ることにより、自分の本当の姿、自分の本当の世界は、どこまでも広がっていく喜びであると知ったからです。
喜びなんです。喜びだったんです。それが自分の真実でした。
温もりを否定してきた自分は、本当は温もりだったと知った瞬間、懺悔とともに何とも言えない喜びがどんどん湧き起ってくるのでした。
尽きることなく湧いて出てくる思いは、母を求めて、求めてきた自分でした。
そんな本来の自分との出会いを、今世という時間に果たしたアマテラスでした。
そして、自分が根底から崩れ去った中で、ようやく本来の自分を取り戻したアマテラスは、自分の配下に置き踏みつけにしてきた宇宙達(意識達)に、そして自分と闘い抜いてきた宇宙達(意識達)に、自分の間違いを伝え始めました。
あなた達も苦しかっただろうけれど、私もどんなに苦しかったかと切々と語り、ともに温もりに帰ろうと呼びかけていくアマテラスの目覚めにより、暗黒の宇宙、暗黒の意識の世界は、今まさに大きく変わろうとしています。
◇
今セミナー会場では、それぞれの中に作ったアマテラスの世界を見ていただいています。
アマテラスとともに次元を超えていく、そういうところにあなたの意識の世界は進んでおりますか。
今読ませていただきました。
「アマテラス自身は今世、田池留吉、アルバートという真実の波動の世界に触れ、自分が君臨してきた世界の小ささに驚いたのです。己が君臨してきた世界の貧しさに、愚劣さに、驚愕したのです。」
こう書かせていただきました。
あなたの中のアマテラスはどうでしょうか。まだその世界に君臨しているんでしょうか。
どうぞ、アマテラスの世界を崩して崩していってください。母の温もりの中で、しっかりと崩して、そしてともに歩める仲間であることをお伝えください。
私は、田池留吉、アルバートの波動の世界の中で、アマテラスの目覚めを待ち続けてきた意識です。そして、その待ち続けてきた思いが、現実となって私の中に響いてきています。
アマテラス。目覚めています。アマテラスの目覚めにより、宇宙が大きく変わっていく今世なんです。だからこそ田池留吉、アルバートの真実の波動の世界がこの小さな島国、日本、神国日本に降り立ち、真実の学びを伝えてくれました。もうそこから明々白々、宇宙はアマテラスから変わっていく、アマテラスの目覚めとともに宇宙が大きく変わっていく今世であることを私はずっとこれからも伝え続けます。
250年、300年、次元を超えてともに歩いていく仲間であることを、あなたの中のアマテラスに、どうぞしっかりとお伝えください。アマテラスは神ではありません。アマテラスは私達の仲間です。苦しみ喘いできた仲間、その仲間に、しっかりと母の温もりをお伝えください。
それでは、軽く目を閉じてください。ともに瞑想をしてまいりましょう。
息を整えて、あなたの中のアマテラス。そっと思いを語ってみてください。