2017年08月14日

第145回「ともに瞑想を」―母なる宇宙とともに-



3 天変地異の足音

人にはそれぞれ、豊富な知識と、自らの体験をベースにした思いや考え方があると思います。一人の人間としての生き様も様々にあると思います。しかし、そのこととは別に、確実に私達の周りに変化が起こってきていることを、私はお伝えします。
今はまだそのことに気付いていない人達も、やがて、自分の目を通して、耳を通して、感じていかれることと思います。
一言で言えば、それは天変地異の足音です。
どんなに自分達を守ろうしても、根こそぎ崩れ去っていくことを、体験されていくでしょう。私は、その足音、気配をもう間近に感じています。

ここまで書いてきましたように、これから、宇宙というものが、私達に深く関わってきます。私達に大きな影響を与えていきます。宇宙は、決して非日常的なものではありません。

繰り返します。宇宙というのは、一言で言えば、波動の世界です。波動、すなわちエネルギーです。
エネルギーは仕事をします。母なる宇宙という真実の世界から流れる波動、エネルギーが起こす仕事とは何か。
それは「すべての意識達よ、目覚めなさい」という呼びかけ、揺さぶりです。
私達人類は、エネルギーです。エネルギーが肉という形を持って、この地球上に生存してまいりました。
そのエネルギーはどこから来るのか、その源とは何なのか、それを知るために、本当に数え切れない転生を繰り返してきたのです。
「自分の原点を知る。」
「自分の源を知る。」
それが今、宇宙という波動の世界に心を向けていくことで、自分の心で感じ、そして、それが信じられるまでに至ったということだと思います。

「私達は、永遠の過去から永遠の未来へと続く中に存在している意識、エネルギーである。」
ということを、まず、今世を皮切りに、そして、これからさらに、そのことを知っていく過程にあります。
その過程において、宇宙というものが大きく関わってくることを、ここにお伝えしたいと思います。
いよいよ、そして、さらにこの地球上に展開していく「天変地異の流れ」です。私は、嬉しくて仕方がありません。
なぜならば、私達が自らの間違いに気付いていくことができるように、自らをいざなっていることを感じるからです。
それは、自分達が「愛」そのものであることを物語っている動かぬ証拠です。私達自身が「愛」だからこそ、自らを誘導していくことができるのです。

私達は、過去からずっと、「母の心、母の温もり」を、心の中から葬り去ってきました。しかし、それは厳然として存在していたことを、自らの体験により気付いていく、そのような壮大な計画が用意されています。
一つの転生があれば、そこに様々な人生ドラマがあります。そうです、人生はドラマです。
しかし、ドラマをドラマとして見ることができずに、そのドラマに感情移入をして、結局は自分の人生の焦点をぼやかしてしまう結果となってきました。
ドラマはドラマであって、そのドラマに重点を置くのではなくて、ドラマを見ている自分の思い、心の世界を重視していくことが、人生の焦点でした。
その焦点が一つのポイントにしっかりと合ってくると、人生の本当の意味が分かり、人生は喜びであることも分かってきます。
天変地異もまた、人生の一つのドラマです。壮大なドラマです。
そのドラマから、何を見て取っていくのか。それをこれから、それぞれが学習していくのだろうと思います。
形の世界の中に留まっているところから、「自分を解き放していきなさい」。
その呼びかけ、揺さぶりを、これから、あなた自身は、どのようにとらえていくでしょうか。
「自分を解き放していこう。」
あなたの心は、そのように、反応していくでしょうか。
呼びかけや揺さぶりは、何度も続いていくと思います。自分を自分で解き放していくまで、それぞれの地獄は続いていくでしょう。地獄とはそういうことです。
従いまして、次章は、これから人類に目覚めを起こす天変地異を中心に構成していきます。
天変地異から流れる優しく力強い波動の世界を、どうぞ、感じていってください。
ただし、「母の心、母の温もり」を忘れ去った心の世界では、天変地異は恐怖以外の何物でもありません。
「宇宙を呪い、宇宙を憎み、宇宙に狂ってきた地獄から、必ず自分を解き放していこう」。どうぞ、今世、そのようにご決断ください。



この「母なる宇宙とともに」は「母なる宇宙とともに」のⅠ、「母なる宇宙とともに」のⅡを合本して、2012年4月に初版が発行されました。その少し前
2011年に「宇宙の風」という本も発行されています。「私達人間は、死んで終わりでしょうか」という副題がついた「宇宙の風」この本も今年、2017年来月ですね9月に増補復刻版ですかね、そういうふうにして、再び一冊の本として出版されます。当時は、宇宙ということにまだピンときていない人達もたくさんおられただろうと思います。今もピンとこない人もたくさんいると思います。ですが、宇宙という波動の世界、宇宙ということに思いを向けること、宇宙を思うこと、これは私達の源、私達の原点を知る上でとっても大切なことです。宇宙を心で感じられる。宇宙からのエネルギーを心に感じられる。宇宙が私達だった。宇宙は私達でした。私達の中に宇宙があったと自分の中で実感できることこそが、今、一番待たれています。
頭では絶対にわかりません。ただ、あなたの心はすべてを知っています。だから信じて信じて、自分の心を見るということを淡々としてまいりましょう。自分のエネルギー、自分の流してきた波動、エネルギーを心で感じていく毎日であってください。

それではともに瞑想をしていきたいと思います。軽く目を閉じてください。丹田呼吸をしてみてください。

これから、宇宙という波動の世界が私達に大きな影響を与えてまいります。それは、自らが自らを誘導していくことなんですけども、その中で決して本当の自分を見失わないようにしてまいりましょう。それには、自分の中に母の心、母の温もりを蘇らせることが大切です。というかそれが必須条件です。
母の心、母の温もりに逆らって、逆らってきた私たち、その母の心、母の温もりを自分の中に蘇らせ、宇宙を呪い、宇宙を憎み、宇宙に狂ってきた地獄から、必ず、自分を解き放してまいりましょう。どうぞ、自分の中へ思いを向けてみてください。
posted by UTAブック at 21:35| 大阪 ☁| Comment(0) | 母なる宇宙とともに | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする