2017年09月19日

第160回「ともに瞑想を」―母なる宇宙とともに-



合本作業を終えて

初版発刊から約六年の年月を経て合本作業を終えた今、さらに本書をパワーアップさせて送り出してやりたいと思いましたので、本章を追加させていただきます。

本章では、最新の学びについて触れていきながら、私自身の思いをもう少し語ってみようと思います。
その狙いは、さらに、さらに、母なる宇宙へあなたの心を向けていただきたいというところにあります。
本書の冒頭に記しましたように、母なる宇宙というのは、私達が本当に帰るべきたった一つのふるさとです。
そして、そのふるさとは、私達の中にあった。私達の中に本当の喜びと温もりの世界があった。そういうことに目覚めていくというか、私達はそういう自分を取り戻していく流れの中にあるんですよと、本書を通して、私は語らせていただきました。

さて、私は、直近(二〇一二年十一月)に、『磁場と反転』という表題の本を出版させていただいています。ぜひ目を通していただければ、大変ありがたいです。
私は、その本の中でも、「宇宙」という世界のことを少々触れさせていただいています。
まさに私が語る宇宙というのは、私達から遠くかけ離れた世界のことではありません。
「宇宙は私達そのものなんです。宇宙とは意識です。エネルギーです。宇宙は私達の中にある意識、エネルギーなんです。つまり、宇宙は私達そのものなんです。」
このことを、本当にあなたの心で感じていただきたい、心で分かっていただきたい。それが私の切なる思いなんです。
実際に、昨年出版させていただいた『磁場と反転』を読んでくださった方はお分かりのように、私達は、私達の目には見えないけれど、磁場というプラスのエネルギーの中に、私達すべての意識は存在しています。
そのエネルギーを心に感じ受けながら、日々の生活の中で自分の心に上がってきたマイナスの思いを反転させていく。実はこれが私達人間の大きな、そして、たった一つの仕事なんです。しかし、現実の社会はと言いますと、決してそうではありません。
世の中は有限の世界です。磁場という言葉も、反転という言葉も、有限の世界の中で聞き知っているだけです。
本来の磁場と反転のエネルギーがどんなにすごいエネルギーであるのか、どんなにパワフルなものであるかなんていうことを、実際に自分の心で触れていく体験をされる人間は、ごく少数です。
今はまだ殆どの人達が、自分の目の前の出来事に一喜一憂しながら、自分の人生の時間をやり過ごしているというのが現実のお話です。
しかしながら、私達は、本当の自分を自ら捨ててきたという哀しき現実を抱えています。これは紛れもない事実なんです。
にもかかわらず、このことは、これまで誰も言ってこなかったんです。いいえ、言うことができませんでした。
それは、地球人類は、本当の自分を知らずにずっときたからです。
当然、自らを捨て去ったことなど全く分かりませんでした。

磁場ということも、反転ということも、有限の世界の中でとらえるそれとは全く違うことを、私は『磁場と反転』の本の中で語っています。
そして、本来の磁場のエネルギーを心に感じながら、自分の中を反転させていく。つまり自分の中の本当の愛、本当の自分に出会っていくことが、私達人間の本当の人生だと私は語らせていただいています。
「プラスのエネルギーしか存在しないのに、マイナスのエネルギーを作り続けてきた私達でした。」
「しかも、マイナスをマイナスと思わずに、いいえ、マイナスだと分からずに膨大な時間を費やしてきました。」
一人でも多くの方が、このことを自分の心で気付くことからやり始めなければならないと、私は引き続き、本書でも強く語りたいと思っています。

自分の中の本当の愛と表現しましたが、特に私達はこの愛について、大きな過ちを繰り返してきました。愛というものが分からなかったんです。「愛のエネルギーは自分達の中にある」「自分達が愛そのもの」「私達の宇宙は愛そのものだったにもかかわらず、その愛を捨てた。捨てて全く別物の愛を愛だと信じてきた」ことを、私は、本書で、やはり書き記すべきだと思いました。
母なる宇宙へともに帰ろうとは、私達のふるさと、愛にともに帰ろうということなんです。
確かに、私達人類の歴史をひも解いていけば、これまでに愛を説く人、愛の人と多くの人達から讃えられてきた軌跡が、随所に残されていると思います。歴史上の記述では確かにそうなっているでしょう。
では、そこで説かれた愛とは一体どんなエネルギーなのでしょうか。どんな波動なのでしょうか。愛の人と称される人から流れてくるエネルギー、波動はどうなのでしょうか。
有限の世界に生きる人間達にとって、エネルギーであるとか、波動であるとか、そういうことはどうでもいいことなのかもしれません。
そこで語られる文言、施される様子を見て聞いて、それで納得するのでしょう。
そして、真偽のほどはどうであれ、こういうことですと、一度、学校かどこかで教えられたら、それが後世までずっと言い伝えられていることも多々あると思います。
そして、私達は、まことしやかに伝えられたものを、そのまま鵜呑みにしているだけかもしれません。
これまで、誰ひとりとして、そこから流れてくるエネルギーとか、波動というものを判断の基準にしてきませんでした。
しかし、私達人間を含め、すべては意識の世界にあります。私達人間の本当の姿は目に見えないものなんです。だから、すべてはそこを基盤にしなくてはなりません。
目に見えない意識の世界が本物の世界だとする基盤から、物事を見て、物事を判断していかなければ辻褄が合わないんです。
つまり、語る文言、施す表情、仕草よりも、そこから流れてくる波動、エネルギーが問題なわけです。
さらに、それが自分の心で、プラスかマイナスか、きちんと見分けがつく、この点が非常に大切なことなんです。
波動、エネルギーがプラスかマイナスか、その一点がとても大切なことだと、私達は、今世、田池留吉氏を通して、具体的に学ばせていただきました。

自分というものを全く知らずに、そして、自分というものを全く取り違えてきた私達人間のこれから先の時間は、それを自分達の中で気付いて修正していく方向に流れていきますので、当然のことながら、その気付きと修正を促していく現象が、次から次へ起こってきます。
しかもその規模は、増大の一途を辿ります。
母なる宇宙へ帰る道筋をしっかりと歩いていきましょう。この道筋にしっかりとあなたの軌道を乗せていってください。
田池留吉の磁場と反転をしっかりと実践していくことにより、母なる宇宙への道筋が見えてきます。母なる宇宙へ帰ることに繋がっていくように、磁場と反転の実践を積んでいくことが必要です。

私達は母なる宇宙へ帰る意識です。母なる宇宙へ帰ると固く、固く約束してきた意識の集団です。
しかし、私達は特別な集団ではありません。このような集団は、今、私達のように肉という形を持っていない意識達の中にも、もちろんあります。
地球上に今現実に肉を持っている意識達、これからの転生の時間の中で肉を持ってくる意識達、その意識達も、もちろん、母なる宇宙へ帰ることを約束してきた意識達です。
その意識達を、どのように本来のこの母なる宇宙とともにの道筋へいざなっていくか、それは二五〇年、三〇〇年の地球上を含む宇宙空間に展開される天変地異の現象に、そのすべてが関わっていきます。
この現象を通して、今はまだ真実から遠く、遠く離れている意識達にも、必ず大きな、大きな衝撃が待ち受けています。
「私達は母なる宇宙へ帰るんだ、帰るんだ」、その叫びがどなたの心の中にも起こってくるんです。

私達はこうして地球上に肉体を持っています。しかし、肉体を持たない意識達がこの宇宙空間にどれだけ存在しているか、あなたはご存じですか。どうぞ、あなたの中に交信してくる宇宙、意識達に思いを向けられるあなたであってください。
それらは決して、あなたを脅かしたり、不安に思わせたり、狂わせたりはしません。
それらは、あなたの中で苦しみ、悩み、そして暗い、暗い、本当に泣き叫んでいる意識達です。
そうです、それはあなた自身でもあるんです。自分の帰るところが分からず、自分というものを知らずに宇宙空間に彷徨っている意識達です。
その意識達に心を向けて、ともに帰ろうとしっかりと伝えていってください。
心で感じた優しさ、温もりで、「母の温もりの中に私達は帰れるんだよ」「母なる宇宙へ帰れるんだよ」、そう優しく、優しく伝えてあげることが、今のあなた方の役目なんです。
どうぞ、そのように心で学ばれた方からまず始めてください。

田池留吉の磁場に心の針を向け、そして、反転という実践を通してあなたの中の狂った意識、真っ黒な意識、凄まじいエネルギー、そういうマイナスのエネルギーをプラスに変えて、温もりに変えて、優しさに変えて、そこから何とも言えない喜び、優しさが伝わってくるという体験をされた方もあるでしょう。
そうしていくことが、母なる宇宙へ帰る道筋にあることを、宇宙空間に漂うすべての意識達に伝えていきましょう。
どうぞ、母なる宇宙へ帰る道筋を、私達とともに歩いていきましょうと呼びかけ続けてください。
私達は肉があってもなくても、そのように呼びかけ続けていくべきなんです。本来はそうなんです。なぜならば、私達は意識だからです。エネルギーだからです。
私達が、この地球上に肉体を持ってきた時間は長いです。また、私達のように、肉体を持てずにいる意識達もいます。
どうぞ、ともに帰れる道を勤しんでいってください。
今世のあなたが肉を持っている時間は、あなただけの時間ではないことは、前にどこかでお伝えしたように思います。
どうぞ、そのことをしっかりと、そして、素直に受け止めて、あなたの中に、たくさんの、たくさんのともに帰ることを切望している意識達がいることを、どうぞ、どうぞ、一日でも早く心で感じていってください。
私達は、その日が来るのを一日千秋の思いで待ち続けています。

愛を思い、母なる宇宙を思います。

お母さん、ありがとうございます。私達は何度この地球上に転生を繰り返してきても、あなたの思いにそぐわない時間をたくさん、たくさん過ごし続けてきました。申し訳ございません。
今、私達は母なる宇宙へ帰ろうという呼びかけを、今世の肉を通して、いただいています。今、私達はとても嬉しいです。こんなに、こんなに嬉しい時があったのか。本当に、本当に夢みたいなお話です。
しかし、私達は必ず帰ることを約束してきた意識だと伝えていただきました。このようにして母に産んでいただき、そうして、母なる宇宙へ帰ろうという呼びかけを、いざないを、今、心に受けさせていただいています。

田池留吉の意識が語ってきます。
「あなた達は愛だったんですよ。本当のあなたは愛でした。愛の中に帰りましょう。それが私達のふるさと母なる宇宙へ帰る道なんです。
母へ帰る道、愛へ帰る道。すべてが一つです。私達はそのことを伝えにきた意識なんです。」
そのように田池留吉からのメッセージが来ます。

私達は本当に喜びの意識だったんですね。嬉しいです。本当に嬉しいです。心の中をしっかりと見つめてくださいと、心から私達は伝えていただきました。心を見ることがすべてでした。心の針を向けて合わせていける喜びを今、感じています。
間違った方向にばかり、心の針を向け合わせてきました。
真っ黒な宇宙を数限りなく作り続けてきた意識ではありますが、今ようやくにして、明るくて、温もりの広々と開けた世界が私達そのものだと伝えてくれる方向に心を向けながら、母なる宇宙へ帰れる喜びを伝えさせていただけることが喜びです。ありがとうございます。
私達、お母さんのもとへ帰ります。たくさんの、たくさんの宇宙達ともに帰ります。この喜びの道をしっかりと歩んでまいります。
二五〇年、三〇〇年の時間は、ただただ喜びに帰れる時間です。
喜びが喜びを膨らませてまいります。喜びが喜びをいざない、私達は、そのいざなわれていく方向にしっかりと向いて、これから二五〇年、三〇〇年、そして、永遠に存在してまいります。ありがとうございます。

最後まで読んでくださってありがとうございます。これで筆を措くつもりでしたが、原稿を仕上げて一週間ほどして、隕石落下のニュースが飛び込んできました。私は、その映像をテレビで見たとき、心に感じるところがありましたので、意識を向けてみました。
次の文章を追記して、本書を閉じさせていただきます。

大気圏に突入して落下した隕石に思いを向けると。
私達は意識です。宇宙からの意識です。意識です。意識なんです。地球人類よ、私達は意識なんです。あなた達も意識なんです。そのエネルギーを感じていきましょう。喜びのエネルギーです。
私達は宇宙に彷徨っていました。そして、これからも彷徨っていくでしょう。しかし、私達に伝えてくれる波動を感じています。宇宙へ愛を流すエネルギー、そのエネルギーは私達の意識の世界に届き始めています。だから、どんどん私達の心が形として、地球人類に衝撃を与えるような出来事を起こしていくでしょう。今回の出来事は、ほんの小さな、小さな出来事です。宇宙空間に異変が起こっていることを、お知らせしたいと思います。
心をしっかりと、田池留吉、アルバートのほうに向け、私達の思いを感じていってください。宇宙とともに、宇宙とともにあることを、人類にこれから私達はお知らせしていきます。色々な形で伝えていきます。宇宙からのメッセージです。これからも宇宙空間に様々な異変が起こってまいります。形を通して、それがあなた方の目、耳、そして身体を通して、色々なところで感じられるでしょう。その時、あなた方の心からどのようなエネルギーが出てくるでしょうか。そのエネルギーは、また自分達に返っていきます。
どうぞ、どうぞ、喜びで受けていってください。地球人類に喜びのエネルギーを流し続けてきた愛のエネルギーです。そして、そう、それは本当のあなた方の姿です。愛のエネルギーに目覚めていきましょう。私達は、これからともに、ともに仕事をしてまいります。



また時を見て、podcastを再開したいと思います。それでは最後に、ともに瞑想をさせていただきます。軽く目を閉じてください。丹田呼吸をしてみて下さい。
あなたの中の田池留吉、アルバート、母なる宇宙へ帰る思い。その思いを、あなたの中で確認してみてください。
posted by UTAブック at 22:28| 大阪 ☁| Comment(0) | 母なる宇宙とともに | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2017年09月15日

第159回「ともに瞑想を」―母なる宇宙とともに-




おわりに ― ともに歩みを進めていきましょう ―

二五〇年後の来世やUFOの話など、荒唐無稽な話だと、お笑いになられるかもしれません。それを証明し、信じるに値する資料など、どこを探しても見つかりません。
それよりも、これから景気はどうなるのか、少子高齢化社会の将来はいかにとか、もっと身近なところでは、今晩のおかずは何かというほうが、現実味があります。
しかし、あなたが、今、肉眼と、心の目の両方の目を兼ね備えていたとしたならば、決してそうは思わないはず、思えないはずです。
肉眼を通して得る世界は、確かに、今、現実です。しかし、それは、心の目を通して感じていく世界の現実には、及びもしないことだとなっていくと思います。
今は、日々の暮らしに沿ったハウツーものばかりが、もてはやされていますが、それでは対処し切れなくなってくる時が、間近にやってきます。外に求めてきた情報など、何の役にも立たない、何の値打ちもないと思う時が、やがてやってくるでしょう。
それは、「私が今、知りたいものはそんなものではない」と、心から叫び出したくなる状況です。
今現在、それぞれの環境の中で、様々な悩みや苦しみを抱えておられると思いますが、これから遭遇する出来事は、その程度のものではないことを、ここでお伝えしておきます。
あなたの外から、そして、中から、異変が突き上げてくるのです。
あなたの身体がバラバラになって飛んでいくほどの衝撃を、あなたの心(意識)は受けていかれるだろうと思います。身体を突き抜けていく衝撃は、今までの自分の生き方の方向を変えざるを得ないほどのものだと思います。
あなたのその目を通し、耳を通し、そして、身体全体で受けていく衝撃は、想像を絶するものということになります。
それほどのものを受けていかない限り、人間の思い、意識は変えることはできないのです。
その体験を基に、それからあとの自分の進むべき方向を、それぞれが自分で選択し、それを速やかに遂行していくのだと思います。
私達とともに次元移行するのか、そうでないのか、すべては自分の意識の世界が最高責任者であるのです。それぞれの意思決定が必要です。
強い意志のもとに、何が本当に自分を奮い立たせていくのか。自分の中で、きちんと見つめていくことが、最も大切なことだと、私は感じています。
あなた自身の心で感じ、あなた自身の心で答えてくれている思いに、ひたすら真摯な思いを傾けて、これからも存在していくことに尽きると思います。

せっかく、お母さんから肉体をもらってきたのだから、本気になって真剣に、そして、もっと大きく広く自分の行く末を思いませんか。
肉のご自分を楽しませること、喜ばせること、仕事や家族を含む肉の生活の中で、元気に活動されること、それはそれでいいと思います。しかし、それのみでは、何とも残念な人生ということになるかと思います。
そのような、一過性の楽しみや喜び、生きがいではなくて、もっと、奥深い世界に触れられたらと思うばかりです。
お金を信じる人は、いずれお金に裏切られます。あなたの愛する人は、どうでしょうか。
その前に、あなたはご自身を信じていますか。
自分を信じられずに、人を愛することなどできないと、私は思っています。自分を肉として見て、相手も肉としてとらえる、その段階でどんなに愛しい思いを抱いたとしても、その愛は、やがて愛しい人も、そして、あなた自身でさえも、裏切っていく結果となっていくでしょう。その愛はいずれ消え去っていく影だからです。
消え去っていく影を悲しんでも、悔やんでも、恨んでも、仕方がないではないですか。固執する思いが苦しみを募らせていくだけです。
それよりも、視点を変えていきましょう。
あなたとともに歩む仲間は、あなた自身なのではないでしょうか。
そして、「あなたは私、私はあなた」を、本当に心から信じ思える意識の存在に気付くことが、あなたの幸せに、そして、喜びに繋がっていくのではないかと思いませんか。
あなたに数え切れないほどの肉体を持たせてくれたお母さんの意識は、いつも、いつもあなたに、そのことを伝えてくれていたに違いありません。
しかし、あなたは、「私の存在に気付いてください」というメッセージを、繰り返しドブに捨ててきたご自分であったのです。そのことに、自らの体験を通して、知っていってください。
私もまた、そのような転生を数限りなく繰り返してきた結果を、自分で受けてまいりました。そして、自らの方向転換を今世、させていただきました。
したがって、その愚劣さも、哀れさも、苦しみも、悲しみも、全部、肉を持てば当然だと感じています。
当然ですが、しかし、それでは何も事は解決しない、事態は前に進んでいかないこともまた、承知しています。
肉からの脱却がない限り、何をどのようにしても、決して地獄から抜け出すことはできないと、心より感じています。
自分自身を地獄から解き放つことを、ただひたすらにしてくださいと思うだけです。
「ともに歩んでいきたい」、あなたの地獄の奥底の声が、私には感じられるからです。
ただし、それはあなた自身に意識の変革がなければ、どうしようもないのです。
それでも、私は、その意識達に、これからどんどん呼びかけていくつもりです。

宇宙へ発信する思いと、宇宙から発信される思いとが、ともに歩みを進めていく方向に、これからなっていくことを、お伝えしておきます。天変地異という形で、そのメッセージを、お伝えしていきます。
母なる宇宙からのメッセージは、これから、どんどんどんどん発信されていきます。
先に語らせていただいた通り、私は「私」の存在を知ったから、私は「私」とともに、今世の肉を持つ時間を淡々と過ごし、そして、二五〇年後を待ちます。
二五〇年後の肉を携えて、「私」とともに広げていく人生のドラマは、圧巻だと思います。
私は、二五〇年後、母なる宇宙が、私達を待っていることを、全宇宙へ発信していきます。そのために、私は肉を必要とするのです。
地球という星に、その拠点を置き、そこから発信していくのです。
私は、UFO達の飛来を感じます。UFO達とともに、次元を超えていくことも感じています。
「ああ、母なる宇宙よ、私達はあなたとともに、三次元から四次元へ移行してまいります。」
私が、ずっと探し求め続けてきた世界が、今、私の心の中で段々に明らかになってきているのです。
「ここに帰りたかった。」
その思いが、ずっと自分を繋いできたことを感じさせてくれるし、その思いが、これからの私を導いてくれる手ごたえを、今ずっしりと感じています。
人類に気付きと目覚めを呼び起こすエネルギーが、どんどんどんどん宇宙から流れていることを感じています。

繰り返します。
宇宙とは、遠くにあるものではありません。宇宙は、私達の心の中にある世界です。
その世界から、今、どんどんどんどんエネルギーが放出されています。
大いなるパワーの源、大いなる温もりの源、そのエネルギーが宇宙そのもの、私達そのものであることを、これから地球上で体験されていくのでしょう。
最後に、「人として、肉を持たせていただいた意識として、今ある時間を大切に、自分をこよなく愛すること、それだけが望まれていることです」という言葉で、この章を締めくくります。



それでは、最後にともに瞑想させていただきます。軽く目を閉じてください。息を整えてください。
あなたは、宇宙をこよなく愛していますでしょうか?宇宙と思えば、どんな思いが上がってくるでしょうか?恐怖?不安?恐れ?怒り?ブラックの思いでしょうか?それとも、こよなく愛し、愛し、愛し続けていく、喜びのエネルギーでしょうか?どうぞ、宇宙を思ってください。
posted by UTAブック at 22:11| 大阪 ☁| Comment(0) | 母なる宇宙とともに | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2017年09月09日

第158回「ともに瞑想を」―あなたは、なぜ、今世、この日本の国に生まれてきたのですか-


あなたは、なぜ、今世、この日本の国に生まれてきたのですか。そして、あなたはなぜ、この学びに集ってきたのですか。アマテラスの僕(しもべ)となるのではなく、アマテラスを神として崇め奉るのでなく、アマテラスも本当のことを知らなかった寂しい、寂しい心を持った意識だったことを、伝えてあげてください。 核

あなたは、なぜ、今世、この日本の国に生まれてきたのですか。
そして、あなたはなぜ、この学びに集ってきたのですか。
一人ひとりの心に問いかけていってください。
どんなときでも、問いかけに対して、自分の心で答えるということを忘れないでください。自分の心に響いてくるまで、自分に問いかけていくことを止めないでください。
アマテラス…、アマテラスの国、日本。
アマテラスの心をアルバートに向けていってください。
あなたの心の中にもお母さんの温もりがあるんですよ。
どうぞ、心を、アルバートに向けてください。タイケトメキチに向けてください。
母を捨てたあなた、寂しかったあなたの心を、そう、あなたの温もりで包んでいってあげてください。宇宙にさ迷っているアマテラスがたくさんいます。みんなみんな、お母さんを捨て去り、自分の帰るところを探し続けている意識達でございます。
「アマテラスは恐怖に満ちておりました。寂しい寂しい心に満ちておりました。だから、我を認めよと自分の力を誇示していったのでございます。
ああ、でも、あなたは、本当のあなたを知りませんでした。
あなたはあなたを忘れ去って、捨て去って、本当の温もりを心から離して、ずっと存在してきたのです。」
はい、そのように、あなた自身が、あなたの中で作ってきたアマテラスのほうに向けて、しっかりと言えるあなたであってください。
アマテラスの僕(しもべ)となるのではなく、アマテラスを神として崇め奉るのでなく、アマテラスも本当のことを知らなかった寂しい、寂しい心を持った意識だったことを、伝えてあげてください。



それでは、軽く目を閉じてください。明日から、2泊3日のセミナーが始まります。アマテラスの瞑想の時間があります。どうぞ、あなたの中で作ってきたアマテラス、今読ませていただいたことを、自分の心の中に伝えていけるようなあなたであってください。それでは、あなたの中のお母さん、お母さんの温もり、その温もりの中を感じてみてください。
posted by UTAブック at 21:49| 大阪 ☁| Comment(0) | 母なる宇宙とともに | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2017年09月07日

第157回「ともに瞑想を」―母なる宇宙とともに-



【愛しき地球】
私達が、今、生活をしているこの地球を思ってみます。
地球は意識。優しい、優しい意識を感じます。
地球は、私達に優しさを、絶えず、絶えず伝えてくれていました。
母なる宇宙の中にある意識。その一つが、形となって表れてきた地球です。
その地球に、私達は、長い、長い間、肉という形を持って自分を見つめる時間を用意してきました。
地球に思いを向ければ、「地球よ、本当にありがとう」、そのような思いが湧いて出てきます。
私達が流してきたエネルギーを、その中に受けてくれてきた地球の優しさです。
私達は、どんなに凄まじいエネルギーで、この地球上で存在してきたか。
ああ、それにしても、地球から返ってくるものは、ただただ優しさです。温もりです。気付きを、促しを、与えてくれていました。

今、私は、母なる宇宙の中にある地球を思っています。
地球は、応えてくれます。
あなた達が、私達の中に流してきたエネルギー、そのエネルギーを、私達は、これから、あなた達に戻してまいります。
しかし、私達が、あなた達に返していくのは、ただただ喜びだけです。
喜びの思いで、あなた達が流してきたエネルギーを返していくのです。そのことを、どうぞ、それぞれの心で感じていってください。
私達のこの思いを受け取っていってください。
天変地異という形で、私達は、あなた達に返していきます。
母なる宇宙の中にある私達です。その宇宙と心を一つにして、私達の中から、天変地異という喜びのエネルギーを流してまいります。
どうぞ、地球上に肉を持つ意識達よ、この天変地異の喜びのエネルギーを受けていってください。
そして、どうぞ、気付いていってください。自分達の本当の姿に気付いていってください。
それが、これから、二五〇年、三〇〇年の時間です。
私達地球の意識を、どうぞ、どうぞ、しっかりと心で受け止めていってください。
私達は喜びです。母なる宇宙の中にある喜びの意識です。


今、私は、地球の思いを聞かせていただきました。
遥か彼方の宇宙から、この地球を目指してエネルギーが集合してきます。
形としては、隕石がぶつかってくるという現象かもしれません。
しかし、それはすべて、宇宙に広がる喜びのエネルギーです。
その中で、地球という星も、喜びのエネルギーを噴き出していきます。
そうして、宇宙は一つになり、喜びのエネルギーに満たされていくのです。
すべては、母なる宇宙の中の出来事です。温もりの中の出来事です。これこそが、愛の中の出来事なんです。
地球は、自らの軌道を変えていくでしょう。それほどのエネルギーをもって、私達真実を知らない意識に伝えてくれるのです。

母なる宇宙の中で、みんな心を一つにして、喜びに帰っていくことが待たれています。
私達は、この青く輝く地球という星に降り立って、長き時間を経てきました。
すべては、母なる宇宙に帰るためです。
地球にありがとうの思いを寄せて、私は、あと少しの間、この空間に存在します。
今、自分に思いを向け、そして、この地球とともに過ごしてきた時間に思いを馳せるとき、ここに降り立ち、そして、数限りなく、肉という形を持たせていただいたことに、万感の思いを感じます。
母なる宇宙への道筋をしっかりとつけ、優しかった地球に別れを告げていくことは、喜びです。

地球に思いを向けたとき、地球は、自らの軌道を変えていく。私の心から、淡々とこのような思いが出てきました。
地球自ら軌道を変える、そうですね、そうして地球上に大規模な天変地異が起ってきます。
そうすると、たくさんの陸地が、島が、海の底に沈んでいきます。
かつて、私達が体験してきたそれ以上の天変地異が起こってきます。
かつて、私達は、大きな大陸が沈んでいくときに、それぞれ、どこかで肉を持ち、その体験をしてきました。
その体験を遥かに上回る天変地異が、これから、二五〇年、三〇〇年の間に、起こってきます。
大陸が沈んでいくんです。一瞬のうちに沈んでいきます。
地球自ら、その軌道を変えるのです。すごいエネルギーです。すごいエネルギーが宇宙に、意識の世界に働いていきます。
それは、本当に想像を絶するほどの規模で、宇宙全体に促されていくのです。今のような規模の天変地異ではないことは、明白です。
これから、地球上に肉を持つ意識達の多くは、大変な心の体験を経ていきます。
だからこそ、私達と二五〇年後に出会ったときに、茫然自失のままの意識の世界に、自ら衝撃を与え、自らを目覚めさせていけるのです。
宇宙とともにやってくる天変地異です。今、宇宙の中で、大きな役目を果たしてくれる地球を思っています。



肉を持てばいろいろあります。ですが、今生その呼びかけ、力強い呼びかけに、しっかりと応じていけるように、自分を蘇らせてまいりましょう。それでは、あなたも今、この地球上に肉を持っている意識として、どうぞ地球、地球という星に思いを向けてみてください。
posted by UTAブック at 21:32| 大阪 ☔| Comment(0) | 母なる宇宙とともに | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2017年09月06日

第156回「ともに瞑想を」―母なる宇宙とともに-





【母なる宇宙への思い】
私達は、あなたのもとに帰るために、この地球上においても、数え切れないほどの転生を繰り返してまいりました。地球以前の時間を加えると、果てしない過去からずっとあなたを探して、宇宙を彷徨い続けてきた意識です。
あなたを心から捨て去った私達は、真っ暗な宇宙を自分の中に広げてきました。どんなに幸せと喜びを求めてきたことか。それがことごとく失敗に終わってきたのです。私達はあなたを恨みました。呪いました。
「なぜ私達を見捨てたのか。なぜ私達をこんなに真っ暗な中に突き落としていったのか。」
心の奥底で「あなたに帰りたい」と叫びながら、その叫びを自ら押し留めてきた私達がありました。長かったです。長くて苦しくて、いまだにたくさんの私達の仲間は、本当のことを知らずに、苦しみの淵に沈んだままの状態です。
そのような状態の私達に、今世という時間が与えられました。
私達は、決して選ばれた特別な存在ではありませんが、今世という時間の中で、真実の波動の世界に触れていきたいと心に強く願って、それぞれが、それぞれの肉を選び、環境を選び、そして、学びに集うことを誓ってきた意識です。
さらに言うならば、本当にどうしようもないほどに地に落ちてしまった私達だから、今世の時間を自らに与えたということです。
今世、学びに集ってきた私の仲間達には、まだその自覚がない人もかなりありますが、間違いなく私達は、自分との固い約束がありました。
母から肉体をもらって、この世に出てくるということは、すべての意識にとってのチャンスであることに違いはありません。
しかし、実際に学びに集える、真実の波動の世界に触れるチャンスがあるというのは、本当にその中で一握りの意識なのです。だから、特別だという思いを広げてきた人もありますが、私は、そのことをただただ喜んでいきました。そして、学ばせていただきました。
私は自分の道を、ただひたすらに歩み続ける喜びを知ったのです。
心を見て、自分のエネルギーを感じて、本当にそうでしたと何度も自分の中で、頷いてきたのです。

今、目を閉じて母を思い、宇宙を思えば、確実に響いてくる波動の世界があります。いいえ、目を閉じなくても、ふと思うだけで嬉しいです。
たくさんの過去からの思い、過去世達を心に抱えて、私は、今、肉を持っていることを、ごく普通に感じています。私は意識の集合体なのだと感じています。
その一つ一つが、喜びを伝えてきてくれます。
「ようやくですね。やっと、やっと、私達は、お母さんのもとへ帰れるのですね」と、ともに帰ることを何よりも喜んでいます。
「私達は苦しみではありませんでした。母を捨てたのは私達でした。母はいつも私達に伝えてくれていました」と、それぞれみんな一斉にそのように語ってきます。
「お母さん……、ありがとう」、心の底から湧き上がってくる喜びの思いに、どれだけ今が幸せであり喜びであるのか、とても言葉では言い尽くせないものを感じてきました。
そういう意味においても、今世の肉は最高に幸せな時間と空間を得ています。
お母さん、私はさらに心を見て、母なる宇宙へ帰る準備を着実に整えてまいります。それが私の喜びでした。それが私の幸せでした。
私達の宇宙は、私達を待ってくれています。喜びで待ってくれています。
そのことを伝えてくれた田池留吉氏の肉には、ただただ感謝しかありません。ありがとうの思いしかありません。
あなたとの出会いにより、私はようやく自分の宇宙が喜びであり、喜びの宇宙と一つなのだということを、確認させていただきました。
波動の世界でした。宇宙からの波動を心に受け止め、心に広げ、そして、宇宙へ思いを向ければ、どんなに幸せな存在であったのか、今、しっかりと感じています。


【母なる宇宙からの思い】
ありがとう、ありがとう、私に心を向けてくれてありがとう。私はあなたを信じてきました。ずっとずっと信じて待っていました。
宇宙は、これからどんどん変わってまいります。どうぞ、喜びで私の思いを受けていってください。ともに喜びを広げてまいりましょう。
私達は一つです。お母さんを思うことをしていってください。
この世でただ一人、あなたに真実を伝えてくれたのは、あなたを産んでくださったお母さんです。そのお母さんの本当の思いに触れずでは、何も分からない、何も変わらないことを知ってください。
これから、あなたの周りを眺めていけば、肉を本物とする意識がどれだけ愚かであるのか、さらに激しく訴えてきます。
あなたは、ただ私に心の針を合わせ、母なる宇宙を思うことだけをしてください。
もちろん、心は様々な波動を受けていくでしょう。心の針を合わせることや、母なる宇宙の波動を知らなくては、そういったものに飲み込まれていきます。
しかし、何も案ずることはいりません。心で確かに感じている温もり、広がりの波動の世界は、それらを大きく包んでいくことでしょう。
私は、学びに集ってこられた方々に、そのお勉強をしてくださいと伝えてきました。
「自分を救うのも、そうでないのも、全部自分の世界のことです。それが意識の世界ですよ」と、何度もお伝えしてまいりました。
あと残されているのは、それぞれの実践だけです。
もうご承知の通り、これから二五〇年に至る時間は、激動の時間です。人類がいまだ体験したことのない激動の時間を経てまいります。
そして、二五〇年後の再会、出会いとなるわけです。
私は、嬉しくて、嬉しくて、仕方がありません。ともに喜びを感じていけることが、私の喜びでございます。
二五〇年後には、一人でも多くの方々と、ともに喜び、喜びを広げてまいりたいと思っています。
どうぞ、喜びで生まれて、喜びで死んでいってください。
なぜ生まれてくるのか、なぜ死んでいくのか、それぞれの時間の中で、お母さんに思いを向けて、自分自身に聞いてください。
必ず、お母さんはあなたに伝えてくれます。
「母のもとに帰ってきなさい。それがあなたの幸せですよ。あなた自身の喜びに帰れることを信じていってください。待っています。いつまでも待っています。」
私は、母なる宇宙から、今、あなた達に送ります。
「私の喜びはあなたの喜び、あなたの喜びは私の喜び。私はいつもいつも、あなたの心の中で待っています。あなたが私に応えてくれるのを、いつまでも待ち続けています。」



目を閉じてください。丹田呼吸をして、息を整えてください。
私の喜びはあなたの喜び、あなたの喜びは私の喜び。私は、いつもいつもあなたの心の中で、待っています。あなたが、私に答えてくれるのを、いつまでも待ち続けています。どうぞ、この思いに心を向けてみてください。
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2017年09月04日

第155回「ともに瞑想を」―母なる宇宙とともに-



5 母なる宇宙に思いを向けて

「今、宇宙を思えば嬉しいです。宇宙を思えば幸せです。お母さんの懐を思い出しています。私はあの温もりの中に戻っていくことができるのだと感じています。どれだけの間違いを積み重ねてきても、私は温もりへ戻っていくことができるのです。温もりは私だからです。
今、存在を許されていることを感じます。厳然としてある波動の世界を感じます。」
瞑想すれば、心に上がってくる思いです。

「愛」と「死」を見つめて、私の旅は始まりました。気の遠くなるような時間を心に積み重ねてきました。
私には、そのことが心に強く響いてくるのです。どれだけ間違ってきたことか。どれだけ狂い続けてきたことか。それらは全部、心の記憶としてあります。
人の優しさや温もりも、もちろん知っています。時には、人の情にほだされることもあるでしょう。だからと言って、そこに留まるわけにはいかないのです。
その心の奥底に眠る闇の部分に蓋をすることは、もうできません。闇の部分から目を背けることはできなくなってくるのです。
「本物の優しさと温もりに出会いたい。」
心の叫びが、時間を重ねていくうちに強く、強くなっていくからです。意識の流れに誘われて、必ず、そうなっていきます。
そして、上辺だけの優しさや温もりではなくて、本物の優しさと温もりに出会うには、地獄の釜の蓋を全開していく必要があることを知っていきます。
みんな、その蓋を開くのを本当は待っています。待たずとも、自分で開いていけばいいのに、肉を持つと臆病になってしまいます。小さな世界に、自分を押し入れて、小さな世界で幸せを求めていくのです。
何と悲しいことでしょうか。何と哀れなことでしょうか。
私達は、本来、広い、広いどこまでも広がっていく宇宙です。小さな世界にいては、無限に広がっていく宇宙を感じていくことは不可能です。
地獄の釜の蓋を開けて、中に押し込んでいるエネルギーを、みんな解き放していくことから始めなければなりません。
汚いものを詰め込んだ状態では、とても、本当の自分との出会いは不可能です。
「汚いものが表面化してくれば、都合が悪いですか。なぜ、そう思うのですか。いつまでも、清く正しく美しい自分の影を追うつもりでしょうか。」
自分に問いかけてみてください。
偽物の自分も答えてくるでしょうが、本物の自分の思いも、その問いかけに反応してくるはずです。
どちらの声に耳を傾け、心を向けていくか。それが、これからのそれぞれの人生を決定していくのだと思います。

さて、今、母なる宇宙へ、ともに心を向けてみましょう。

あなたの目を閉じて、一つ、二つ……、深く丹田呼吸を始めてみてください。五官を閉じて、あなたの心が落ち着くまで、静かに息を吐き、息を吸ってください。
あなたの心に、今、あの懐かしいふるさとのメロディーが聞こえてきませんか。優しい、優しい、母の呼びかけです。
「あなたが戻ってくるのを待っていますよ。いつまでも、いつまでも待っています。」

ふるさとのメロディーとともに、あなたをいざなってくれていることを信じていってください。
私には、心の底から、異語が聞こえてきます。
異語とは、日本語でもなく、英語でもなく、その他の***語というものでもありません。それは、言ってみれば、宇宙語でしょうか。
異語は、私にとって懐かしい、とても懐かしい響きの波動の世界なんです。私は、その異語のリズムに乗っています。心がどんどんどんどん大きく広がっていくのを感じます。
宇宙、私はそう表現しました。
私は、母なる宇宙の懐にいることを感じます。ただただ嬉しいだけです。
懐かしい、嬉しい、私は私のふるさと、宇宙を心に感じている。そのことが、今、私の心の中から、喜びとして、幸せとして、湧いて出てくるのです。

私達の今の肉は、いずれ消え去っていくものです。肉の自分、肉の家族、肉の仕事、その他、形となって目の前に広がっているものは、消えては現れ、そして、また消えていくものです。
しかし、それを見つめ、それを感じている自分の心の世界は、決して消え去っていくものではありません。
そして、その心の世界は、今、思いを向けていけばいくほど、心で応えてくれる時期になっています。もう、手を伸ばせば、すぐそこに広がっている世界です。
ほんの少しでも、その世界を感じ、その世界に触れて、それぞれの今世の肉を終えてください。
母なる宇宙からのメッセージは、これからのことを、しっかりとした波動で伝えてくれています。これから私達が歩んでいく道筋を伝えてくれます。厳しさとともに、「必ず、必ず、戻ってくることを信じて待っています」と伝わってきます。
それぞれのこれからの明暗を分けるものは、自分自身です。私は、私を生かすも殺すも、私自身だったことを感じてきました。
意識の世界の法則は、決して曲げられないものです。
私は、今世の肉を通して、そのことを明確に知るに至りました。
私達は、「愛」ゆえに、意識の世界の法則を侵すことはできません。
私達は、法に則り存在しています。
その法とは、少しも窮屈なものではありません。自分を縛るものではありません。

法は愛、法は優しさ、そして、法は温もりです。



あなたの瞳を閉じて1つ2つ3つ深く丹田呼吸をはじめてみてください。五感を閉じて、あなたの心が落ち着くまで静かに息を吐き息を吸ってください。あなたの心の中の田池留吉に、しっかりと針を向け、合わせてください。
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2017年09月01日

第154回「ともに瞑想を」―母なる宇宙とともに-



4 田池留吉の宇宙は、母なる宇宙でした

ここからは、僭越ながら、私自身が心で感じている田池留吉の宇宙について、今現在の時点で語らせていただきたいと思います。
もちろん、そのすべてを心でとらえているということではありませんが、しかし、私は田池留吉の宇宙、つまり、母なる宇宙を、心でとらえているという点につきましては、間違いはないと思っています。

ところで、田池留吉の宇宙を語ろうとすれば、話は、自分自身が培ってきた宇宙、すなわちエネルギーを確認するところから、入っていかなければならないでしょう。
そこで、これまでに、セミナーの中で行われてきた、いわゆる「闇出し現象」に、少し言及させていただきます。

第1章の「1 母の心と宇宙」で書きました通り、私は、田池留吉の宇宙に、真っ向から戦いを挑んできました。
それが私のこれまでの意識の世界だったことを、私は、セミナーを通して、学んでまいりました。
特に、今から遡って、十二、三年前より、自分の中の宇宙が、田池留吉という肉を通して広がっていく意識の世界に、猛反発していることを、はっきりと確認してきたのです。
そして、その確認のために、また、自分の中の宇宙を変えていくために、私は、今世肉をいただいたことも、はっきりと知りました。
もちろん、それは、「母なる宇宙、私のふるさと」へ帰ろうとする強い意志が、私の中に息づいていたからでした。
しかし、最初から、田池留吉氏から発せられる波動の世界が、私の待ち望んでいたものだと、私の中で、合致することは難しいことでした。
母なる宇宙へ帰りたいとする私の強い思いと裏腹に、田池留吉の宇宙を認めることは、私にとって容易なことではありませんでした。
それは、私の中に、君臨してきたという思いがあったからです。
田池留吉の宇宙を認めるということは、自分の敗北に繋がっていくことは必至だと思ってきました。それは、戦って、戦って、戦い抜いて、勝利を収めたほうが、宇宙を我が物にしていくことを繰り返してきた意識の世界に、私自身ずっと存在してきたからです。
私が過去存在してきた世界は、「目には目を、歯には歯を」の世界であり、力には力を持って制する世界でした。それこそ、パワーがすべての世界でした。
そのような意識を背景にして、私は、今世、母に産んでいただきました。
そして、予定通りに、私は田池留吉氏と出会えました。セミナー会場という絶好の場で、私達は出会いを持ちました。
私の中の思いは、おそらく喜び勇んでいたと思いますが、如何せん、肉を纏った私は、自分の肉の厚さに、時には閉口し、時には歯がゆい思いを出しながら、時を過ごしてきました。
なかなか中の思いが、肉を突き破って、ストレートに出るということにはなりませんでした。肉の殻が厚いと落ち込んだ時もありましたが、そのうちに、「いや、違う、私自身、入念に準備を整えている」と、思えるようになったのです。
中から、マグマのように噴き上がってくるエネルギーを、自分自身で受け止めるには、それ相当の準備が必要であることを、肉は知らずとも、中は知っていたのでしょう。その準備に必要な時間が、充分に用意されてきました。

やがて、ある時期より、私の中のエネルギーは、田池留吉氏を目がけて、次から次へと飛び出していきました。
ひとたび飛び出たエネルギーは、留まるところを知らないかのように、どんどん向かっていきました。
どんなに、田池留吉氏の指一本で、ひっくり返ろうが、私は、「なにくそ」の思いで怯むことなく、田池留吉氏に戦いの刃を突き刺していきました。
ある時など、セミナー会場で、私の母が、やはり、田池留吉氏の指一本で、ひっくり返って起き上がることもままならない様子に、私は、思わず母に向かって、叫んでいたそうです。
「お前、何やってるのか。何と情けない。何で手も足も出ない。」
「あいつに、かかっていけ。」
あまりにも、不甲斐ない母の姿に、私は、苛立ちの思いを投げつけていたということを、後日、母から聞かされました。
そのような、セミナーの中での「闇出し現象」を経て、私は、自分が培ってきた世界を知っていきました。それと同時に、田池留吉氏の意識の世界も、段々と心で知っていくようになったのです。
最初、私は、田池留吉氏の意識も戦いのエネルギーで応戦してくると思っていました。私は、そう思い込んでいました。ところが、そうではありませんでした。
それどころか、爪を研ぎ、牙を剥き、相手を見据えて、罵詈雑言を吐いても、全く歯が立たないではありませんか。
私には、それが悔しくて腹立たしくてたまりませんでした。
「何で、どうして、こんな世界があるのか。」
「どうして戦ってこない、なぜ平然としている。」
「何で……、何で……、何で……。」
田池留吉氏という肉を通して感じるものに、自分の力が萎えていく感覚を何度となく味わってきました。それは、自分自身が、何か大きなものに吸収されていっているような感じでした。包まれていると表現してもいいでしょう。
まず、不思議でした。私は、戦いのエネルギーを剥き出しにしているのに、何で、相手は応戦してこないのか、不思議でした。
それどころか、
「私はあなたを待っていました。ずっと待っていましたよ。」
「あなたが、どんなに私に向かってこようとも、私はあなたを愛しています。」
との思いが返ってくるではありませんか。
私には、そんなものは到底信じられないことでした。
「くそったれ、お前の化けの皮をはいでやる。お前なんか大嫌いだ、お前を殺してやる、お前なんか、死にさらせ。」
と、ありったけの罵声を浴びせかけました。心からどんどんその思いが上がってきました。すごい目をしていたと思います。
それでも、田池留吉氏は、ただ黙って、しかし、その懐から流れ出すものは、まさしく母の思いそのものだったことに、私は戸惑いを隠すことができませんでした。
黙ったまま、突っ立っている田池留吉氏から響いてくる世界が、私の意識の世界奥深くに、どんどんと伝わってくるのを何度も感じていきました。
そして、その思いが、厚かった肉の殻をさらに突き破り、肉でない私の世界をずっと広げていきました。
このようにして、肉を纏いながら、肉を外した自分自身と向き合えば向き合うほど、田池留吉氏の世界が心に染み渡ってきました。

以上、昔懐かしさで、セミナーの現象の時間を一部、振り返りましたが、この辺で、また母なる宇宙へ話を戻します。

このような心の体験を経て、私は、田池留吉の宇宙と、母なる宇宙が、ピタリと一致することを、ようやくにして知っていったのです。
それに連れて、私の中が、段々と変化していることが分かりました。
まず、冷ややかで、すべてを見透かされていると思って、大嫌いだった田池留吉氏の目を、真っ直ぐに見ることができるようになりました。見れば見るほど、万感胸に迫ってきました。
「ああ、私は、自分を否定してきました。自分を足蹴にしてきました。」
母なる宇宙からの呼びかけに、自分自身が拒否していたに過ぎなかったことを知りました。懺悔でした。
「母なる宇宙に戻ってきなさい。」
「はい。」
心の世界での短いやり取りで、私の歩むべき道は、確実にその姿を現していったと思います。やっと、心から「はい」と言える私になっていきました。
それは、理屈ではありませんでした。私は、「母の心、母の温もり」を本当に、この心に感じたからです。
宇宙、その心、その思い、そのエネルギー、それは、どれだけの間違いを自分自身繰り返してきたかを、はっきりと示してくれました。
母なる宇宙への思い、そして、母なる宇宙からの思い、それらが、今世ようやくにして、自分の中で出会いを実現できたのです。
出会いがあったから、私の中は、どんどん変わっていきました。
肉というものは、どんなに立派に取り繕っていても、肉は肉に過ぎないことが、鮮明に感じられ、肉や肉の生活とのお付き合いをどの程度にしていくのか、自然に自分の中で調節していくようになりました。こだわらない、つかまない、入れ込まない。しかし、肉は肉として、それなりに楽しむ術を心得るようになりました。
形の世界には、私が望んできた幸せも喜びも絶対にないことを、確認する日々でした。
そして、「人は、必ず帰っていく」ことも知りました。
真実を見失ってしまった人類も、やがては自分の帰るべきところを、必ず自分で見つけ出すことを感じます。
確かに、今はまだ私達人類は愚劣ですが、その愚劣な姿を、容赦なく自分の目の前にさらけ出していくことを、私達は選んでいるのです。
それは、自分の中に、本当の自分に帰ろうとする思いが現存しているからだと、私は思っています。

母なる宇宙というものは、まだ殆どの人の心には響いてこない波動の世界のことかもしれません。しかし、現に今、その波動の世界は実在することを、私は伝えています。
本当の意識の世界に目覚めた証に、これからそれぞれの心に蓄えてきたエネルギーが、どんどんと噴き出してきて、それが忽ちのうちに、形となって現れてきます。そういう形を通して、意識の目覚めが、それぞれの心に浸透していくのだと思います。
それが、いわゆる、意識の流れです。
意識の流れがあるから、私達の心にある膿が、具体的な形となって現れ、私達の心に戻していくのです。
これまで、私達は、その膿が形となったものをどのように処理していくかに、頭を使ってきました。それでは、さらに濃厚な膿を作り出すことにしかならないのです。
そうではなくて、戻ってきた膿そのものを、心で見つめていくことを自らに促していくのです。もちろん、形を通して、心は様々な衝撃を受けます。半狂乱になるとか、心が壊れてしまうとか、色々な表現はありますが、人間の心は、そのような柔なものではありません。ガラス細工のような繊細な心の持ち主が、肉を持って生まれてくるはずがないのです。みんな、本当に凄まじいエネルギーを心に溜め込んできたことを、じっくりと知らなければならないでしょう。
奇麗事では済まされません。心の中の膿、闇の部分が、抉り出されていきます。
母なる宇宙の波動が、そのように誘っていくからです。




ガラス細工のような、繊細な心の持ち主が、肉を持って生まれてくるはずがないのです。みんな本当に、凄まじいエネルギーを、心に溜め込んできたことを、じっくりと知らなければならないでしょう。真っ黒、真っ黒、真っ黒、真っ黒、真っ黒だから生まれてきた。その自分の真っ黒を、本当に心から待っている、本当の自分に心を向けてみてください。
posted by UTAブック at 22:03| 大阪 ☁| Comment(0) | 母なる宇宙とともに | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする