2017年11月30日

第162回「ともに瞑想を」―磁場と反転 その人 田池留吉 part3-



さて、前置きはこのくらいにしておきます。
磁場と反転という言葉にあまりなじみがない人も、ぜひ、最後まで読み終えていただきたいと思います。本書の内容を頭で理解しようと思わないで、ただ読み進めてください。
読んで損をしたということは絶対ありません。もしかしたら、その反対になるかもしれません。 それでは、もう少し具体的な説明に移ります。
まず、本文中、田池留吉、田池留吉の磁場という言葉が多く出てきます。田池留吉氏というのは、実在の人物です。唐突に実在の人物の名前がついた磁場を思うとか、そこに心を向けてと言われても、それには少々抵抗があるかもしれません。
そこで無用な混乱を起こさないように、そして、安心してお読みいただきたいので、まず、田池留吉、田池留吉の磁場、そして、反転についての説明をしておきます。

〈 田池留吉と田池留吉の磁場、そして、反転 〉
「田池留吉の磁場」の田池留吉というのは、田池留吉氏ということではありません。つまり、田池留吉の磁場は、田池留吉氏個人の磁場という意味ではありません。
「田池留吉の磁場」というのは私達の目には見えません。私達の目では確認できません。それは波動、エネルギーなんです。だから、私達の目には見えないけれど、心で感じることができるんです。しかも、どなたでも感じていけるんです。なぜならば、「田池留吉の磁場」というのは、私達の心の中(この「心」ということについては、後のページで説明させていただいていますので、ご参照ください)にある世界だからです。
田池留吉の磁場は、どなたでも感じていけるということを、どうぞ、額面通り受け取ってください。
額面通りということは、Aという人の心の中にはあるけれど、Bという人の心の中にはないとか、そういうことは絶対にあり得ない話だということです。
田池留吉の磁場は、老若男女を問わず、国籍を問わず、その他一切の差別、区別なく、どなたの心の中にも存在しています。
そこでまず、第一番目に押さえていただきたいことは、田池留吉の磁場はどなたの心の中にも存在するということです。
それから、第二番目に押さえていただきたいことは、田池留吉の磁場の波動、エネルギーだけが、唯一プラスの波動、エネルギーということです。
そこで、プラスの波動、エネルギーとは何でしょうか。
それは、喜びと温もりと考えてください。そして、実はそれが本当の私達の世界なんです。本当の私達の世界は喜びと温もりだけの世界です。どこまでも広がっていく限りがない世界です。
だから、田池留吉の磁場を思う、田池留吉の磁場に心を向けるとは、喜びと温もりである本当の自分を思う、本当の自分に心を向けるということなんです。
そして、その世界こそが本当のあなた達なんだと伝えてくれたのが、何を隠そう田池留吉氏でした。従って、田池留吉の磁場の田池留吉はここからきているのだと考えていただいていいと思います。
田池留吉氏は、その本当のあなたに、あなたの心の針を向け、合わせていってくださいと伝えてくれました。決して、田池留吉という一人の人間に心を向けてくださいと言っているのではありません。ここが非常に大きなポイントです。
posted by UTAブック at 21:42| 大阪 ☁| Comment(0) | 磁場と反転ーその人、田池留吉3ー | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2017年11月27日

第161回「ともに瞑想を」―磁場と反転 その人 田池留吉 part3-



はじめに

あなたは、目に見えない世界について、今、どのように思っていますか。
あるのかないのか分からないとおっしゃいますか。あるいは、そんな世界な どないと頭から否定しますか。それとも、目に見えない世界はあるのではな いかと思っていますか。
私は、目に見えない世界は確かにあると感じています。そして、目に見え ない世界にこそ、真実があると感じています。
真実があるというのをもっと具体的に言えば、本当の自分との出会いとい うことです。目に見えない世界に本当の自分が存在していると感じていると いうことです。
「目に見えない世界? それは心の世界ですか。では、この本は宗教書で すか」と尋ねられれば、私は「いいえ」と答えます。
そして、「私は私達の心の世界のことを語るのでもなく、人生哲学を語る のでもなく、たった一つの真実の世界(本当の自分の世界)を、磁場と反転という言葉を使って語っていきたいんです」と答えるでしょう。
ところで、この磁場という言葉も、反転という言葉も、私達の日常生活ではあまり使わない言葉だと思います。日常的でない言葉には、誰しも違和感があります。言葉を聞いただけで、ああ、これは何か難しそうな本だなあと思われると思います。
確かに、目に見えない世界のことを言葉で表現するには限界がありますが、私には、一人でも多くの人に、目に見えない世界は確かにあることを知って いただきたいという思いがあります。
そして、本当の自分との出会いを現実のものとしていただきたいと思っています。
五官(目、耳、鼻、舌、皮膚の五つの器官)だけを頼りに生活を続けてきた、続けている私達です。従って、目に見えない世界にこそ真実があるということは、まだまだ、にわかに受け入れ難いでしょう。強烈に痛烈に心に響いてくるものではないと思います。
しかし、五官でとらえていける形のある世界は、これから色々なところか らますます崩れていきます。私達は、それを「意識の流れ」と表現しています。
その流れは、粛々として形のある世界を崩しながら、「目に見えて形のあ る世界の中には真実は存在しない」ことを証明していきます。
形を崩すことによって、私達の向いている方向が間違っていると促していくのです。
それらの現象から、「私達は一体何を信じていけばいいのか。私達はどうすればいいのか」と心の底からの叫びを聞いていく人が、これから、たくさん、たくさん出現していくでしょう。そういう大変な時を私達は迎えていくのです。
もちろん、これまでにも私達は大変な出来事を体験してきました。しかし、それはまだほんの序の口と言えると思います。本当に大変なのは、まさにこれからです。
そして、大変な時を迎えるからこそ、私達は自分達の間違いに気付いていけるようになっているんです。
posted by UTAブック at 22:08| 大阪 ☁| Comment(0) | 磁場と反転ーその人、田池留吉3ー | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする