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「ともに瞑想を」、今夜は、第104回目の配信となります。今夜も、塩川香世さんと、意識の世界を、ともに学んでまいりましょう。
今夜は「宇宙の風 私達人間は、死んで終わりでしょうか」17ページから24ページ「3.私達って本当は誰、何」「4.地球人類にバラ色の未来が本当にあるのか」の二つ部分を朗読され、その後ともに瞑想してまいります。
3.私達って本当は誰、何
私はたくさんの私を自分の中に抱き抱えています。
そして、それはあなたも同じなんです。
あなたも、今、目に見えている形のあるあなただけではないんです。
あなたの中には、無数のあなたが生きているんです。
本当は、あなたはその無数のあなたの声を聞きながら、日々の生活をしているんです。
ただ、自分は今の自分ひとりだと思っているあなたの心に、その声がしっかりと届かないだけなんです。
しかし、届かないようで、実は届いています。
だから、近頃、訳の分からない事件などが続発してくるんです。
犯人を捕まえてみて、なぜこんなことを起こしたのかと動機を尋ねても、当の本人にすら本当のことは分からないのではないでしょうか。
彼らは、姿なき自分に踊らされて、その思いのままに、肉体を動かしているだけです。
では、その肉体を突き動かしている正体は一体何でしょうか。
そこには確かにエネルギーが働いています。
そのエネルギーを知っていくことこそが、一番大切なことなのに、当事者も関係者も誰もそういうことには無頓着です。
なぜか。
みんな自分達の本当の姿を知らないからです。
原因を生い立ちや境遇、性格、社会の仕組みの中に探っていこうとするけれど、それでは全く不十分なんです。
誰一人例外なく、人間というものは自分の中に、条件が整えば飛び出してくるブラックのエネルギーを抱え持っているという認識に欠けているのです。
それでは、凶悪犯罪は根絶などしないし、それどころか、益々世の中の空気は乱れていきます。
自分達の本当の姿を見失ってしまったから、苦しい、苦しいと地獄の叫び声をどんどん上げていくのです。
その声を聞いてあげればいいけれど、誰もそんな優しさなど持ち合わせていません。
それが万物の霊長としてきた愚かな私達の現実です。
私達は、早く、そのことに気付いていかなければならないのです。
自分達が本当はどんな存在なのか、気付いていかなければならないのです。
4.地球人類にバラ色の未来が本当にあるのか
テレビや、新聞、雑誌、インターネットを通して、日本の様子、世界の様子が、刻々と伝えられています。
様々なところから色々な問題が噴き出ていることを、あなたは知っているでしょう。
なぜこんなに次から次へと、事件、事故が起こってくるのでしょうか。
自然災害、人的災害の規模は年々その規模が拡大してきています。
実は、それは、人類が間違ってきた道を歩いてきたことをはっきりと示しているんです。
人類は躍起になって、その諸問題に対処しようとしていますが、所詮は、何も知らない中で悪戦苦闘して、結果段々に衰退していく、それが地球人類のこれからの歩みです。
そもそも、前にも語ったように、一度切りの人生がまかり通っている世の中なんておかしいんです。
そのことに早く、一刻も早く気付いていかなければなりません。
さて、先ほどからエネルギーという言葉を出してきましたが、もちろん、エネルギーは私達の目には見えません。
しかし、実は、その存在を確認する方法があるんです。
そのことを、私は、田池留吉氏のセミナーで学んできました。
その詳細は、本書では説明しませんので、申し訳ありませんが、冒頭にも記した通り、まず、「意識の流れ―増補改訂版―」を、しっかりと読んでください。
それから本書を手に取っていただきたいというのが、私の希望でありお願いです。
もちろん、本書から突入されても構わないです。
ただし、そのような方々に一言だけ付け加えておきます。
本書の内容を半信半疑で読まれてもいいです。馬鹿らしい話、信じられない話と一蹴されてもいいです。
ただ、これからは、目に見え、耳に聞こえる形ある世界が、その形をことごとく崩していくことだけは憶えておいてください。
どんな崩れ方をしていくかは様々です。
テレビ等で情報を得る場合もあるでしょうし、実際に悲惨な光景を目の当たりにされることもあるでしょう。
しかし、そこに働くエネルギーは喜びであることに間違いはないことも、また憶えておいてください。
喜びのエネルギーが、形の世界の崩壊を起こしていくのです。
決して、天罰や神の怒りではありません。
地球人類にバラ色の未来はあるのかと書きましたが、形の上からすれば、バラ色の未来はありません。
しかし、そこに働くエネルギーが喜びであると気付いていったならば、地球人類の未来はバラ色です。
そして、そのことに気付いていくために、これから激動の時間を経ていきます。
想像を遥かに超えた天変地異とともに、これからの時間を経ていきます。
人類の歩みを180度転回していく方向へ、これから進んでいくのです。
そして、そのことを、人類の心に誘導していくのが、「宇宙」という存在です。
さて、ようやく出てきました。
これからは、本のタイトルの「宇宙の風」の「宇宙」というものを本格的に登場させて、私の心で感じている「宇宙」を語っていこうと思います。
◇
ということで、最後に今日もともに瞑想をしていきたいと思います。
今日読ませていただいた箇所。冒頭。
「たくさんの自分。あなたの中には、無数のあなたが生きているんです。」
あなたは感じていますか。信じていますか。
目に見える肉のあなただけがあなたではありません。あなたの中の無数のあなた、そのあなたに心を向けてみてください。
あなたの心の叫び声を聞いてあげてください。