2017年08月03日

第138回「ともに瞑想を」―母なる宇宙とともに-



2 10個のテーマを自分に問いかけてみましょう

① 生まれてくることとは

生まれてくることとは、どういうことでしょうか。
あなたは今、お母さんに産んでもらって、そこにいます。
あなたの誕生を誰よりも喜んでくれたお母さんを、あなたは知っています。
もちろん、お母さんのお腹から生まれてこれたことを、あなた自身も大変喜んでいた時があったのです。
お母さんのおっぱいを吸って、お母さんに抱かれて、ただ安らいでいた時が、どなたにもありました。今は、自分の力で生きてきたと自負している社会的に立派な人も、もとはと言えば、お母さんがいたからこそ、です。
しかし、その原点、言うなれば、自分の原点を殆どの人は忘れ去っています。そして、忘れ去るだけならまだしも、そのお母さんに対して、どれだけの思いを吐いてきたのかを自覚している人は、また皆無に近いかもしれません。
ただし、お母さんが原点だと言われても、そのお母さんというのは、あなたが日常的に接してきたお母さんのことを言っているのではありません。所謂、あなたのお母さんは、あなたと同様に、色々な癖もあり、愚かな部分も多々あります。また、大抵の母親は、あなたを、「私の子供だ、私が産み育てた大切な我が子だ」と称して、支配の思いや、牛耳るエネルギーを容赦なく出してきます。
もっとも、母親は決して、それが支配や牛耳るエネルギーだとは思っていません。「みんなあなたのためだ」と、そして、「それが母親の愛情だ」と思い込んでいるから、自分の中ではよしとしている部分があります。本当はそれが愚かなのですが、愚かだということが分からないのです。だから余計に始末が悪いのです。
しかし、そのこととは別に、お母さんから厳然として流れるものがあります。その愚かな母親の本当の思いに、あなた自身が本当に触れていったなら、あなたは間違いなく変わっていくと思います。
それは、あなたを我が所有物とみなしていく思いではなく、あなたをこの世に送り出せたことをただ喜び、ただただ、あなたの幸せを願っている思い、波動です。
あなたがどんなに罵詈雑言を吐き、無理難題を突きつけても、あなたは今許されているから、そこに存在しています。
あなた自身の頑張り、努力などで、今の地位、名誉、財産等々を築いてきたと本当に思っておられるなら、それはあなた自身があまりにも傲慢ではないでしょうか。
ただ、今すぐに傲慢だと認めることは難しいと思います。
しかし、いつの日にか、あなた自身に「はい、そうでした。私は傲慢でした。お母さん、申し訳ありませんでした」と、伝えてくれる自分に出会えると思います。
その時に、あなたは、お母さんから厳然として流れてくる思いに、ただただ涙、涙だと思います。
その時、あなたは、あなた自身の心で、日常目にしてきた母親でない母親の存在を知り、その存在から来る波動を感じていかれると思います。
何とも言えない温もりと安らぎを、感じられるだろうと思います。
そうなった時に、母の愛は無条件に自分を包んでくれていたことが喜びとして、心に広がっていくことでしょう。
まず、そのような母親の本当の思いに支えられて、どなたも生まれてくることができたことを、信じていってください。それが、自分自身の原点です。

ところで、子供は親を選べないということが、世間の通説としてあるようですが、本当はそうではありません。きちんと、あなたは、母親を選んできました。選んできたというよりも、お願いをしてきたのです。「私を産んでください」と願いを出したのです。
肉体というものを、どうしてもあなた自身が必要としたからです。お母さんに産んでもらうということは、自分に肉体をもらうということです。
みんな、そのようなことは、すっかり忘れ去っていきます。それは、ほぼ一〇〇%の確率です。
そして、そこの思いに立ち返るために、この世に産まれ出た瞬間から、様々な苦労が始まっていくのです。
しかも、原点を抜きにしているから、人生は重い荷物を背負って歩むものである、人生は苦であると、言い伝えられてきたことを信じてしまいます。鵜呑みにしていくのです。
この世には、間違って伝えられているものがたくさんありますが、私は、このことは、最大の過ちだと思っています。

生まれてくることは喜び、人生は喜びです。
皆さんは、子供の誕生を喜び、祝います。それは、誕生を喜ぶことによって、「これからの様々な出来事を通して、どうぞ、本当の自分自身に目覚めてください」というメッセージを、親も子も互いに確認しているからです。しかし、その人にとって、本当の誕生日とは、「私は、生まれてくることができたこと、それだけが喜びです。お母さん、ありがとう」、そう思えた時です。そこからが自分のスタートなのだと思います。
そのスタートラインに立たずして、本当のことは何も分からないと、私は今、そう思っています。



どうでしょうか。あなたの本当の誕生日をお迎えになられているでしょうか。「私は生まれてくることができたこと、それだけが喜びです。お母さん、ありがとう」そう思えた瞬間がありますでしょうか。自分に肉体をくれた。自分の望み通りに肉という形をくれた母の意識、その母の意識に触れてみてください。肉のお母さんは愚かです。あなたはあなたの肉も愚かです。その肉のお母さんを指して言っているのではありません。しかし、あなたは肉体をもらわない限り、私達は肉体をもらわない限り、真実の波動の世界とは出会えなかった。このことをあなたの心でしっかりと知っていきましょう。知って言った時、無条件に、本当に無条件に自分を包んでくれていた母親の愛、そのエネルギーに触れて、本当に生まれてきたことを喜びとできるあなたに巡り会えると思います。

それでは、どうぞそのまま、あなたが生まれてきたことについて、今どのように思っているのか、少し自分の心を覗いてみてください。そして、「お母さんありがとう」本当に自分の中からふつふつと湧き出てくる思い、その思いに、触れてみてください。


posted by UTAブック at 22:05| 大阪 ☁| Comment(0) | 母なる宇宙とともに | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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